長らくブログ記事なんて書かなかったので感覚忘れ気味です。
さて突然ですが、2018年の幕開けをディズニーランド・パリで過ごしてきました。
パークでの年越しは実は初めてでして、その初の体験をこれまた初めて訪れたディズニーランド・パリで味わうという、なかなか頭のおかしいことをやって来ました。
感想?寒かったです。
カウントダウンの内容はまぁ置いといて(笑)、僕はディズニーパークで遊ぶときにちょっとした発見があると喜ぶタイプの人間なのですが、中でもワクワクするのは「他のディズニーパークとの繋がり」を見つけること。
バックグラウンドストーリーがどうの、って話ではありません。BGSは追えば楽しいものですが、横に繋げすぎると必ずどこかで矛盾や破綻が出てくるので、むしろこだわり過ぎたストーリーは面倒だと思っています。笑
僕が好きなのは、他のパークにあるプロップスやモニュメントへの関連物を見つけることで、イマジニアやデザイナーの遊び心を楽しむことです。
そうすることで、「このパークのこれはあのパークのあれと関わりあるんだな、あれ素敵だったよなぁ」なんて他のパークのことを思いだしたり、その中に東京があったりすると、疎外されがちな東京パークもディズニーパークなんだなぁって感じたりできるからです。気持ち悪いタイプのオタクですね。笑
今回は、パリで見つけた物をご紹介します。散々既出でしょうけど・・・
ディズニーランド・ホテルのアートワーク
まずは、Twitterでも紹介した、この2枚のアートワーク。こちらはディズニーランド・ホテルの中に飾られていたものです。
特に1枚目は見たことある人も多いでしょう。ハーブ・ライマンによる東京ディズニーランドのコンセプト・アートです。
よく見ると、右下に"Oriental Disneyland Tokyo Bay"と書かれているのが分かります。
まだ東京ディズニーランドと名がつけられる前、1976年ごろに描かれたプラザとシンデレラ城だと言われていますね。
2枚目は実際に目にすることができるワールドバザールとキャッスル・フォアコートの広場ですね。ミッキーのグリーティングが行われている事以外は、今のパークの風景と完全に一致していることがわかります。
どちらのアートも、この絵から東京ディズニーランドの風景が実現したと考えると、「夢は叶う」という言葉の意味が違って感じられますね。
でも何故、これを本拠地である東京ディズニーランドに飾らず、パリでお披露目しているんでしょうか・・・。
U.S. スチームシップ・カンパニー
続いてはこちら。パリに行かれたことあるなら、かなり目につきやすいところにあるためにご存知の方も多いかも知れませんね。
そう、東京ディズニーシーのS.S.コロンビア号を所有する船会社、U.S.スチームシップ・カンパニーの広告です。
メインストリートUSAのリバティ・アーケードの手前にドーンと描かれています。
こちらは東京ディズニーシーのドックサイドステージにある広告です。
どちらも設立年が1865年なので同一の会社だと思って良いのでしょう。笑
メインストリートUSA自体はアメリカがテーマのエリアなので、アメリカの広告があること自体は何の不思議もないのですが、アメリカンウォーターフロントのテーマであるニューヨークは、フランスから贈られた自由の女神がある街ですね。
リバティ・アーケードには、自由の女神の完成を祝うポスターアートが多く飾られていました。
こういったフランスとアメリカの結びつきを意識させる点で、パリのパークはアメリカの世界観の中でも「ここはフランスである」ということを割と前面に押し出してきている感じがしました。
東京ディズニーランド・キャストから
最後はこちら。
タウンスクエアのシティ・ホールの一角に飾られている、東京ディズニーランドのキャストから、ユーロ・ディズニーランド開園の記念に贈られた記念盾です。
こんな物が贈られていたらしいことは話に聞いていましたが、実際にこんなデザインで贈られていたとは知りませんでした。
1992年4月12日。東京ディズニーランドと開園記念日が近く、9歳下の兄弟パークとも言えるかも知れないディズニーランド・パリ。
東京ディズニーランドのキャストから、パリのキャストへ。そんな「繋がり」も素敵だなぁと考えながら見入ってしまいました。
決してパークの設計やストーリーだけで繋がっているわけではなく、こうした「人の繋がり」もディズニーパークで感じられる要素の一つだと思っています。
パリのパークも、しっかり探せばまだまだ面白いものが見つかりそうでした。
東京以外にも、どこかのディズニーパークとの繋がりを見つけた方、ご存知の方、是非僕に教えてくださいね。
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